「加古川事件」判決を検証するブログへの安易な批判は不当。
「加古川事件」判決への安易なブログでの批判は不当
兵庫医療問題研究会
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/opinion/orgnl/200907/511587.html
ふ~~む、これは研究会と名のってるとこを見れば、何となく医療系ブログを眺めての感想とかじゃなくて何らかの検証をしてるんですかね。
トップハテナーでみる医療系ブログの順位はこんな感じ。
1 位 NATROM はてなダイアリー NATROMの日記
3 位 Yosyan はてなダイアリー 新小児科医のつぶやき
この中でNATROM先生んとこじゃ加古川事件は見かけなかった気がします。
天漢日乗は匿名医師ブログじゃないし。
とすると、次はYoshan先生のとこ。
新小児科医のつぶやきでは何度も取り上げられていましたね。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070808
ふむふむ、研究会では裁判で病院側は「転送先を探さなかった」ことを認めたから、70分間転送先を探していた事実はないと言いきってます。
一方、Yoshan 先生は搬送先を探してたけど病院側が「なぜか」それを裁判のときに持ち出さなかったのではないかと推理なさってます。
「裁判で主張されなかった。」=「事実としてない。」と研究会が言い切れるのはなぜなんでしょう?
そして「議論はあくまで事実を踏まえた上で行うべきで、判決が認定してもいない事実を前提にして、その判決の結論を非難しても不毛だ。」との批判は誰に向かっての批判なんでしょう?
それより前に言及されている「判決文を確認してブログを書いている」としている人物?
だとすると又聞きでブログで批判してるブロガーじゃなくて、判決文を読んで内部情報も集めて書いてるブログのことですよね。
そうすると「判決が認定してもいない事実を前提にして、その判決の結論を非難しても不毛だ。」という言葉で、「なぜ事実が法廷で主張されなかったのか。」を考察してるブログを叩くのは藁人形。
それともこの研究会はもっと別のブログを批判しているのかな?
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080921
なるほど医療側の過剰反応って見てるんですね。
この民事裁判で医療側が負ける仕組みについてはこのブログでも以前書きました。
http://d.hatena.ne.jp/numachinomajo/20081101
切られるシッポ自身がビビったり怒ったりするのは過剰反応とは言えないと思います。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~Izumi-K/
HPの内容もそこはかとなく香ばしい.......
お口直しに。
http://www.ne.jp/asahi/sawasawa/hakunamatata/
医療過誤専門でもこういうかたもいらっしゃるんですね。
なかなかに対照的だなと思います。